経営者が服に投資すべき3つの理由

目次

経営者にとって服は重要なアイテム

経営者のみなさんは、年間にどれくらい服を買うだろうか。女性の経営者のみなさんは、男性以上に服に投資をするのが辛い状況かもしれない。なぜなら、女性は化粧品だけでなくエステにも多額のお金がかかるし、女性の服は男性の服より流行の影響を大きく受けるので翌年も同じ服を着れないことも多いだろう。

しかし、ビジネスを成功させる上で他人から高い信用、好印象を得ることは非常に重要、かつ優先度が高いことは、経営者のみなさんであれば考えればわかるはずであるが、実際はどうであろう。おそらく、特に男性経営者の多くは、「7つの習慣」の「時間管理マトリックス」でいうところの「緊急でない、かつ、重要でない」の第四象限に入れてるのではないだろうか。すなわち後回しである。

※時間管理マトリックスについては下記の図が見やすかったのでご紹介したい。

経営者が服に投資すべき3つの理由

ソース:https://service.biztex.co.jp/knowledge/2578/

印象の大切さは経営者であれば、従業員の誰よりも理解しているはずである。例えば高額の保険や宝石を部下に売らせている、または知り合いから紹介された営業パーソンが来た時、彼が見るからにユニクロのスーツだったらあなたは購入する気になるだろうか。

竹内一郎氏の「人は見た目が9割」という本やメラビアンの法則もあるように、非言語コミュニケーション、見た目の印象と表情、ジェスチャーは非常に大切だと定義している。TPOに合った服は清潔感や信用を作り出す最も重要なアイテムである。

車より先に服に投資する

ここに三百万ある、または使えるとしたとき、そのお金で「よし服を買おう!」と真っ先に思いつくつ経営者がどれだけいるだろか。周りの経営者を見ると印象としては少ないと感じている。おそらく先にマイカーや住宅ローンの頭金、または貯金に回すのではないだろうか。

考えて見てほしい。その三百万を自分に投資することで印象がかわれば、周囲のあなたを見る目が変わり、いままで野暮ったくて誘いづらいと思ってる友人知人からのお誘いは必ず増えるだろう。そこでの新たな出会いがあなたのステージを劇的に変えることになる。

お洒落で品の良い経営者が集まる会合、経営者会、懇親会などには必ず自分より上のステージにいる人たちがいる。そして成功した経営者の数名は間違いなくあなたをゴルフに誘うだろう。そして、ゴルフ場で同じ時間を過ごしている間に信頼できる人物と見込まれ、その場で仕事をもらえることも多い。その手の話は私のエグゼクティブラウンジでもよく耳にする。

そしてあなたが見事に変わった結果、三百万の予算だった車は八百万のBMWになるかもしれない。実際、私も服に投資をしたことで「エンジニア上がりの経営者」から、今は「信頼できるお洒落な経営者」として入会金55万円のエグゼクティブラウンジ、神宮前倶楽部のオーナーになることができた。以前の私、エディバウワーの服にリーバイスのジーンズではそうはならなかっただろう。

会員制ラウンジの神宮前倶楽部
筆者の経営する会員制ビジネスラウンジ「神宮前倶楽部」

かつての私は、服を買いにお店に入ると、「サイズありますのでお声がけください」と言われる単なる顧客だった。むしろ、全身ファストファッションの顧客がハイブランドのお店に入ってきたら、販売員のあなたは何と声をかけるだろうか。見るからに買いそうもない顧客、見込み客でもない客に時間をかけるのは得策ではない。販売員はたいした期待をしていない声掛けかもしれないが、声をかけられる方はなるべく店に入りたくないと常に思っている小心者だ。

かつてはそんな見込み客以下の自分であったが、服に投資をした今では有名なセレクトショップでも「アパレル関係ですか?」と声をかけてもらえることが多くなってきた。そんな褒め言葉があるだろうか。つい嬉しくてニヤニヤしてしまうが、そこはポーカーフェイスである。

今まで、顧客、いや見込み客にも入っていなかった私がセレクトショップの販売員側、アパレル関係の何らかの仕事をしている仲間として、受け入れられたということは、自己概念がマックスに上がるのに十分すぎるのではないだろうか。

おそらく単にお洒落なだけでは有名セレクトショップの販売員から認められないだろう。アパレル業界に精通した者だけが押さえているポイントを踏まえたお洒落なセットアップが必要だ。その秘密は別の話で説明したい。

私は思い切って服に投資をした。その結果、周りの女性からお洒落ですねと言われることが増えてさらに自己概念が向上。デパートでどんなブランドのブースに行ってもおどおどすることもなく堂々と物色して立ち去る。

あなたもお洒落をすれば、自然に話しかけるなオーラが放出され、恐ろしかったブランドのお店が、セーフティで心地良いアートな癒しの空間に変わるだろう。お洒落な服は不思議なチカラを持っている。

経営者が服にお金をかける理由

経営者が服に投資をすることの重要性は伝わっただろうか。いや、おそらく経営者のあなたは知ってたはずだ。でもそこには手をつけてこなかった。

あなたは、あなたの「時間管理マトリックス」の第二象限、すなわち「重要かつ緊急でない」という最も力を入れるべき枠に「服や鞄、靴にお金と時間を投資する」と追加し、実践するべきだ。まとめると

経営者が服に投資すべき三つの理由

  1. 良い車を買って自慢するより直接的な投資対効果が得られる
  2. 他者からの印象が良くなり信用がつく
  3. 自己概念が向上し、どこにでも行けて、誰とも会えるようになる

新たな課題、服の選び方

しかし、次にあなたに訪れる課題は私と同じかもしれない。私は常日頃から服の選び方そのものに疑問を抱いていたし、センスが無いのを自覚しているので買うべきかを決めきれなかった。

私と同じように服を買う事は嫌いでは無いが、失敗を恐れて無難なエディバウワーやバナナ・リパブリック、ファストファッションよりちょい上を選んでしまう人は多いのでは無いだろうか。エディバウワーが撤退した今、エディスト達がどこを彷徨っているのか心配である。

無難なブランドで、無難な服を選ぶと、ジャケットやアウターの色も形も同じようなものになってしまい、のび太くんのような同じような服が並ぶワードローブになる。

自分では違うもの買ったつもりでも、妻から、また同じ服を買ってきたのかと指摘される方も多いのでは無いだろうか。さらに重症な自分は、同じジャケットを2回買ったことがある。この現象を「のび太くんシンドローム」とでも名付けたらいいのだろうか。

誤解しないでいただきたい。決してファストファッション、ユニクロ等が悪いと思ってる訳ではなく、むしろ全身ユニクロというのはある意味、素晴らしい選択だと思う。

なぜなら同じデザインチームがバラバラの商品を上下組み合わせのセットアップができるように考慮きてデザインし提供しているからだ。カラーのトーンも重要な要素であり、違和感のない選択にしているはずだ。実際、ユニクロのアイテムを混ぜてきてもそんなに違和感ないと思う。

服選びは永遠の課題

あなたも私と同じ悩みを持っていないだろうか。私はデパートでアルマーニのパンツにグッチのアウターを買って、合わせて着るのは非常に危険な行為だと思ってる。

それぞれのブランドには世界的なデザイナーが活躍していて、アルマーニはアルマーニ、グッチはグッチでセットアップする様に優れたデザイナーが命をかけてデザインしているだろう。

それを素人の私たちが他のブランドと組み合わせて着ることは、ユニクロをセットアップするより逆効果に、すなわちダサくなりかねない。私たちはデパートの販売員の”お似合いですね”の言葉に騙されてはいけない。あなたや販売員が、プラダやルイビトンの有名デザイナーのセンスを超えて、異なるブランドをクロスしてセットアップできるはすがないのだから。デザインの基礎を学んでいない素人がデパートで異なるブランドを購入して着ることはトラップ満載の危険行為だ。

あなたは、優れた、または有名な経営者と会った時、なんでこんな残念なファッションなんだろうと疑問に思うことはないだろうか。仕立てのスーツを着ている場合はジャケットとパンツは良質だろう。なので一見セーフだとしても、靴や鞄がスーツに合わない、汚れている、何年使っているのかわからいくらいボロボロ、などのケースもありがちである。女性は意外とそういうとことろを見ている。

では、デパートや伊勢丹メンズ館が私たちに与える試練、服を選ぶスキルや自信がない私たちがこの難題を解決することはできるのだろうか。

実は意外な事に簡単な方法がある。私も実践し、そのお陰であるていどの成功体験は得られている。魔法でもなんでもないが、その方法は別のブログで紹介したい。

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次